Sunday, September 26, 2010

10/10「ヒロシマ・ナガサキダウンロード」上映

DCで開催される11th Annual DC Asian Pacific American Film Festivalという映画祭で、「ヒロシマ・ナガサキダウンロード」というドキュメンタリーが上映されます。同作品の上映日時は10/10(日曜日)午後4時から。ChinatownのGoethe Instituteにて。

メキシコのティファナを拠点に活動する映像作家/アーティストの竹田信平監督の長編ドキュメンタリー。アメリカ大陸に住む被爆者を取材したロードムービーです。タイトルの「ダウンロード」は、記憶が一人一人に、若い世代に伝えられていく過程を意味します。


映画のウェブサイトはこちら:
http://atopusstudio.wordpress.com/

チケット購入はこちら:
http://www.apafilm.org/festival-2010/hiroshima-nagasaki-download/#hiroshima-nagasaki-download


ドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード」
―在米被爆者を訪ねて、アメリカ西海岸縦断の旅―

ワシントンDCアジアパシフィック映画祭にての米初公開上映へのご招待
拝啓 初秋の候、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、当スタジオでは、ドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード」がワシントンDCアジアパシフィック映画祭に正式招待されアメリカでは初公開されます。
大変ご多忙のことと存じますが、万障繰り合わせのうえお越し頂けますよう、ご案内申しあげます。
敬具


1.イベント名:ドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ・ダウンロード」上映会
2.日時 2010年10月10日(日) 4pm (上映時間73分間)
※上映後に約30分間の竹田信平監督Q&A
3.場所: Goethe Institute
812 7th Street, NW
4.チケット:当日販売券は$10、ウェブサイトで購入すると$8 (www.apafilm.org/)
5.映画の背景、概要:
2009年3月、日本人青年二人がアメリカ西海岸の在米被爆者18人を訪ねる旅に出た。
監督の竹田信平は、大阪出身でメキシコ在住の30歳(当時)。この5年 間、アメリカ南北大陸に移住した被爆者を中心に、映像記録を撮り続けていた。被爆者が年々減少していく中、竹田は「記憶の継承者」として被爆体験を完全に 理解できない自分に焦り、葛藤していた。竹田は自分の中の葛藤をそのまま映し出すため、自分自身へカメラを向けることを決意した。
カメラ機材を車のトランクに詰め込み、カナダのバンクーバーで高校時代の同級生と合流。まだ雪が残るカナダから、常夏のメキシコ国境へ。二人は、被爆者の閉ざされた過去に触れるうちに、戸惑い、怒り、想像を超える現実に打ちのめされる。
し かし、二人を励ましたのは、訪問先で被爆者の方から頂いた一杯のお茶、おにぎり、健康を気遣うあたたかい言葉であった。幼少時代に原爆によって家族や故郷 を失った在米被爆者たち。彼らの深い悲しみに満ちた目の奥には、苦しみ抜いた者にしかない、底深い優しさがあった。二人が、旅の末に辿り着いた答えと は---。
6.映画の上映活動、予定:
本作は被爆者の苦しみだけではなく、奥深い優しさや生命の力強さという普遍的なメッセージを世界へ発信するため、英仏西の3ヶ国語に翻訳しました。日本ではこれまで東京、広島、長崎で試写会を開催し、各種国際映画祭(以下参照)にも出品しております。
現在、来年8月の全国ロードショーに向けて準備中のところ、ニューヨークの日系コミュニティにもご披露したく、今回はご招待者のみの試写会を企画しました。また、本年11月14日(日)には映画出演者でありサンフランシスコ在住の被爆者の方をご招待し、Anthology Film Archivesにて一般向けの試写会を開催予定です。
7.予告編:www.atopus.net
8.上映実績、予定(試写会、映画祭等)
・2009年8月6日 広島平和資料館 特別試写会(試作品段階)
・2009年8月9日 長崎追悼祈念館 特別試写会(試作品段階)
・2010年4月 アルジャジーラ国際映画祭(中東カタール)正式招待(英語字幕版)
・2010年7月 長崎国際平和映画祭 正式出品
・2010年7-8月 メキシコ国バハカリフォルニア州立文化庁特選上映会
・2010年8月7日 米国サンフランシスコ市 国立日系アメリカ人歴史協会 特別上映会
・2010年8月12日、13日 東京都下北沢トリーウッド 特別試写会(計6回上映)
・2010年10月12日 ニューヨーク特別試写会(ご招待者向け)
・2010年10月20-24日 ベルリンAsian Hot Shots 映画祭 正式招待
・2010年11月14日 ニューヨーク特別試写会(一般向け)
・2010年12月 メキシコ市チョポ美術館特別上映会(予定)

9.主な報道実績(リンク)
2010年8月 ジャパンタイムズ紙、2009年9月朝日新聞(広島版)、2009年7月毎日新聞(関西版)
(記事へのリンクはホームページをご参照下さい)

10.協力:(財)長崎平和推進協会秋月グラントから助成金授与

11.その他:今回は自主上映のため、受付に募金ボックスを設置しておりますので、ご協力頂ければ幸いです。

監督概要:
竹田信平(たけだしんぺい):1978年京都市生まれ。幼少時代は家族と共にドイツ、米国に滞在。2001年、米国デューク大学卒業後にサン・ディエゴで渡米難民の子供への絵画・写真技術を指導するNPOを立ち上げる。2004年、ロバート・リクター監督、キャサリーン・サリバン監督の「最後の原子爆弾(The Last Atomic Bomb)」の製作にアシスタントとして携わる。その後、北米・南米在住の被爆者の体験談の収録し始める。ブラジルやメキシコで展示会やメディアキャンペーン等を催すと同時に、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館に在外被爆者の体験談の映像を歴史的資料として寄贈する。2008年には、戦前にメキシコに移住した日本人写真家の一生を描いた「メキシコに最も近い日本(和訳)」を自主製作・監督。



トレーラーはこちら:







ごぶさたしてます。約4ヶ月ぶりの更新。実は地元DCの日本語フリーペーパーのインターンを今月から始めまして、ぼちぼち小さな記事を書かせてもらったりしてます。で、今日書いた記事がこの表題の映画の上映について。というわけでご紹介します。実は私も本作をまだ見ていないので、私もこの上映に行こうと思います。では、会場で!