Sunday, May 23, 2010

牧場への旅・後編 レストラン&ワイナリー

(英文はおおまかな日本語の訳です。)

先日のPolyface Farmの後は、30キロほど離れたHarrisonburgという町に泊まりました。

Polyface Farmのウェブサイトに、「うちの商品を使ってくれてるレストラン一覧」がありまして、HarrisonburgにあるCally's Restaurant & Brewing Coという店が載っていたので、せっかくなので現地近くで食べで帰るのも一興だろうと思ったわけです。店内でビールも作っているとウェブサイトに書いてあるし♪ 一人の時は、バーもあってレストランと同じ食べ物を注文できる店が重宝します。

しかしホテルにチェックインしてからCally's Restaurantに確認のため電話してみたら、今はPolyfaceから仕入れていないとのこと。あらら。しかし気を取り直してまたリサーチし、行ってみたのはLocal Chop & Grill House。古い工場の建物が使われています。

After the Polyface Farm I stayed in Harrisonburg, VA which is located about 20 miles from Swoope where the farm is. Polyface's web site has a list of restaurants buying their products and one of them was Cally's restaurant & brewing co in Harrisonburg. But... I called the restaurant and found out they don't have Polyface products anymore. After additional research I picked Local chop & Grill house, which was not on the list of Polyface's.


去年の10月にオープンしたばかりの店だそうです。どのビールを飲もうか迷っていたら、バーテンダーがショットグラスで色々試飲させてくれました。(何を飲んだかは忘れてしまった。)

They just opened last October.



前菜に鴨のカルパッチョ&グリーンサラダを頂いた後、フライドチキンを頼んでみました。
鶏をたくさん見て、鶏な気分だったみたいです。(意外なことに牧場で動物を見ても「かわいそう」「食べられない」という方向には気持ちが動きませんでした。この辺は今は深く書きませんが。)

鶏は火を入れ過ぎという感じでしたが、ソースの面白さなど目指す方向は好きな感じです。

I had duck carpaccio and fried chicken. Later I found out from the bartender that they buy chickens from Polyface.

隣のお客さんと、Polyface farmってとこに行ってきたという話をしていたら、それを耳に挟んだバーテンダーが、「うちもPolyfaceから仕入れているよ。チキン。そのフライドチキンはPolyfaceから仕入れたものだよ。」と。Polyfaceの仕入れ店一覧には載ってないのですが、ちゃんと正しい場所に導かれたのでありました。Cally'sに行こうとしたが止めたことを話すと、「あそこは最近マネージメントが一気に変わって味もがた落ちした。」とのコメントを頂いたのでした。ふむふむ。

それから、やはり気になったのでCally'sにも行ってみることに。閉店30分前。


自家製ビールだけ頂く。おいしい。

そのあとぶらぶらしていて良い雰囲気だったので寄ったもう1軒で、ビールをもう一杯。Clementineという店。

I stopped by at Cally's restaurant and brewing co. and Clementine for some more beer.


「学生街のヒップな店」。音響がまろやか。


さて翌日。

前日のリサーチで気になっていたもう1軒に。The little grill collective。その前に1軒良さげなコーヒー屋に寄ったのですが、前を走っていた車のバンパーに"The little grill collecctive"と書いたステッカーが。良い兆し(と信じてみる)。





店内は色んな物がごちゃごちゃと、使い込まれているが清潔。店員もフレンドリーでかつ礼儀正しく、居心地良し。





頼んだのは本日のスペシャル。手作りのトルティーヤが素朴で味わい深い。ほっとする。店で焙煎してるわけじゃないがコーヒーも良いバランスで上品。

On the next day for lunch I went to Little grill collective also in Harrisonburg. Cozy college town cafe with fair trade coffee and homey food. Their home made tortilla was lovely. R.E.M.'s "Radio free Europe" was being played when I walked into the place and I sat down surrounded by furniture, pictures, toys, records, books and things, all looking beloved. Not-off-the-shelf and clean. How can I not like a place like this?



掲示板の張り紙。農作業を手伝ってくれる代わりに、この一軒屋に住んで下さい、とのこと。

そのあと、帰り道にあるワイナリー2軒に寄りました。

Chateau O'Brien




5ドル払って数種類を試飲できます。2口ずつくらい注いでくれます。どれもなかなか美味しかったです。ピノグリージオなどをブレンドしたドライな白ワインを購入。この辺は白はシャルドネ、赤はカベルネフランが多いようです。食べ物はパンとナッツ、ワインなどがあります。食べ物持ち込みもOKなので、また友達と一緒に行きたいなあと。



バーの壁に。まずいワインを飲むには人生は短すぎる。確かにそうです。その姿勢、気に入った。

次に寄ったPearmund cellarsはイマイチ好みではなかったので記録として触れるのみで。テイスティングで1個のグラスを全てのワインに使わせるという時点でダメでしょう。それで美味しければ別に良いですけど。まさにLife is too short to drink bad wineって感じでサクっと終了。ここから自宅までは1時間弱。

良い旅でありました。

Then I went to 2 wineries on the way back. Chateau O'Brien and Pearmund Cellars. I agree with the phrase Cheatau O'Brien had on the bar wall. "Life is too short to drink bad wine". That's the right attitude. It was a good trip.

Monday, May 17, 2010

牧場に行ってきた

先週、ワシントンDCから270キロほど離れたバージニア州Swoopeという町の近くにあるPolyface Farmという牧場に行ってきました。

Polyface Farmは、環境的、経済的、感情的に真に良い農業を掲げ、サステナブルな牧場のパイオニアとして各メディアで取り上げられています。アメリカの食をテーマにしてアカデミー賞ドキュメンタリー部門にもノミネートされた"Food, Inc."にも取り上げられている他、マイケル・ポーラン(Michael Pollan)の著作"Omnivore's dilemma"でも紹介されています。

牧場主のJoel Salatin氏が魅力的です。(私が行った時も普通に仕事していました。)彼は牧場を営みながら、農業、畜産業について執筆もします。専門雑誌に寄稿している他、本も書いています。


この牧場は「透明な牧場」をポリシーに掲げていて、誰がいつ行っても、
基本的に好きな場所を見学して良いのですが、
今回は月2回開催の、ガイド付き牧場内ツアーに参加してきました。
iPhoneでスナップしてきた写真を紹介します。



鶏と番犬。鶏は歩き回って草や虫をつまんで食べます。鶏は卵用。


雛のときに間違って紛れ込んだオスが何羽か混じっています。なので、ほとんど無精卵だけど有精卵も混じってるでしょうとのこと!




ガイドのマット氏。
以前3年間この牧場で働いた後、今はメリーランド州で自分の農場を持っているのですが、ツアーガイドをしに戻ってくるようです。動物たちはハーブやたんぽぽも食べます。


Holy cows。牛が草を食べて過ごした場所は、3日後に鶏がやってきて残りの草と、牛の糞の中にいる寄生虫を食べます。3日後なのは、そのあいだに寄生虫が卵から虫に孵るからです!




ブロイラー鶏もいます。



豚。泥が好きみたい。

とても有意義なツアーでした。卵、鶏肉、豚肉を買って帰りました。(そう、食べちゃうんです。)

先ほどのJoel Salatin氏の本。ジャケ買いしました。(USDAって、アメリカの農水省みたいなとこです。)amazonでも売ってますタイトルを日本語にすると、「やりたいことは何もかも違法」。(直接この人の活動には当てはまらないのですが例えばアメリカでは、熱殺菌してない牛乳の販売は法律で禁止されています。)



Polyface Farm
http://www.polyfacefarms.com/

植物園に行ってきた

ご無沙汰してます。

植物園にお勤めの人と知り合いました。
遊びにおいでよ、園内ツアーに連れて行ってあげると言うので、
行ってきました。

US Capitol(国会議事堂)の隣にある、お手頃サイズの植物園です。
4つくらいあるテーマ別の温室はそれぞれ地域別の植物が、
所狭しと植えられており、名前と説明が書いてあります。
世界の植物が、標本として展示されてます。

そのぎっしり具合に、西洋の気合を感じました。
手元に集めて管理したい、理解して支配したい、偏執的な欲望。
徒歩圏内にはスミソニアン系を含め20くらい博物館、美術館があります。
西洋的な知や権威を目に見える形にしたような大げさな感じのエリアです。
建物が全て巨大なので、ちょっと歩くのも気が遠くなります。

そんな中で毎日、朝7時から植物の世話をしている友達は植物園の中でも、
薬用植物 medicinal plants(ハーブやスパイス類)を主に担当ということで、
それぞれ効用や歴史を説明してくれて、葉っぱをちぎってくれたりしました。

レモン風味のゼラニウムの香りがとっても気に入りました。
そのうちエッセンシャルオイルを手に入れようと思います。


水をやるお友達


ジャングルの花


虫をつかまえて食べる植物


お隣はUS Capitol(国会議事堂)
庭では蜂が、藤っぽい花にぐいぐい頭を突っ込んでました。


カエル発見!

明後日、ここの近所にあるスミソニアンの自然史博物館に行く用事があるので、
また寄ってみようと思います。中庭で読書するのも良さそう。


United States Botanic Garden
100 Maryland Ave SW
Washington, DC 20002
(202) 225-8333
http://www.usbg.gov/