Monday, May 17, 2010

牧場に行ってきた

先週、ワシントンDCから270キロほど離れたバージニア州Swoopeという町の近くにあるPolyface Farmという牧場に行ってきました。

Polyface Farmは、環境的、経済的、感情的に真に良い農業を掲げ、サステナブルな牧場のパイオニアとして各メディアで取り上げられています。アメリカの食をテーマにしてアカデミー賞ドキュメンタリー部門にもノミネートされた"Food, Inc."にも取り上げられている他、マイケル・ポーラン(Michael Pollan)の著作"Omnivore's dilemma"でも紹介されています。

牧場主のJoel Salatin氏が魅力的です。(私が行った時も普通に仕事していました。)彼は牧場を営みながら、農業、畜産業について執筆もします。専門雑誌に寄稿している他、本も書いています。


この牧場は「透明な牧場」をポリシーに掲げていて、誰がいつ行っても、
基本的に好きな場所を見学して良いのですが、
今回は月2回開催の、ガイド付き牧場内ツアーに参加してきました。
iPhoneでスナップしてきた写真を紹介します。



鶏と番犬。鶏は歩き回って草や虫をつまんで食べます。鶏は卵用。


雛のときに間違って紛れ込んだオスが何羽か混じっています。なので、ほとんど無精卵だけど有精卵も混じってるでしょうとのこと!




ガイドのマット氏。
以前3年間この牧場で働いた後、今はメリーランド州で自分の農場を持っているのですが、ツアーガイドをしに戻ってくるようです。動物たちはハーブやたんぽぽも食べます。


Holy cows。牛が草を食べて過ごした場所は、3日後に鶏がやってきて残りの草と、牛の糞の中にいる寄生虫を食べます。3日後なのは、そのあいだに寄生虫が卵から虫に孵るからです!




ブロイラー鶏もいます。



豚。泥が好きみたい。

とても有意義なツアーでした。卵、鶏肉、豚肉を買って帰りました。(そう、食べちゃうんです。)

先ほどのJoel Salatin氏の本。ジャケ買いしました。(USDAって、アメリカの農水省みたいなとこです。)amazonでも売ってますタイトルを日本語にすると、「やりたいことは何もかも違法」。(直接この人の活動には当てはまらないのですが例えばアメリカでは、熱殺菌してない牛乳の販売は法律で禁止されています。)



Polyface Farm
http://www.polyfacefarms.com/

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